箱庭の中心人物
侶道
侶道=S=ウィザーレン=ファルス
(侶道…ともねと読みます)

出生季節:春
イメージカラー:緑

 主な舞台となるリードリーン領主の子息。長男で妹が居る。姉も居たが、姉は彼が幼い頃に他界している。妹は現在学生で、他の領の学校に通っている最中。
 幼い頃から目の視力が悪く、加えて幼少期の事故により傷を負い、視力を失っている。
それをきっかけに元々素質の在った聖霊使役のノウハウを学び、現在は一人前の聖霊師。聖霊師は聖霊視(透視みたいなものと考えていただければ)も出来るので、見えなくとも多少のものかたちは理解出来る様になっている。
 聖霊魔法のひとつ、女性しか唱えられない治癒魔法を施行する事ができる。何故出来るのかは不明。

 父親と母親と敬愛し、妹を大事にしているが為に家族に迷惑をかけまいと自分への負担を多く乗せてしまう所がある。それが普通なのだと思っているのが彼であり、それ以外は無いと思っているが故、一部兎角頑固な所がある。人当たりは良いものの、その変に頑固な所が知り合いの中での悩みの種の模様。
 名が漢字なのは、公国内での地位の高い者の特権(例外はある)。古語名とされている。
フィン
フィスム=ルーアン
(通称フィン)

出生季節:夏
イメージカラー:空

 エルフよりも短く、人よりも長い耳を持つ……所謂ハーフエルフ。
 2年で人間の1歳のペースで育っている為外見は12歳前後だが、実際は24年生きている。けれど少年。
 元々は兄と呼び慕った青年と共に旅をしていたのだが、去る事情により侶道の元へと身を置いている。いつか彼が戻ってくるのを信じて侶道の元に居る…筈が、現在は居着いてしまい、今度は何処へも行かぬという姿勢をちらほら見かける。存外に義理堅い性格。
 精霊使役の力を持っているが本業は魔術師。
 巨大な魔力を身の内に持っており、時折それを制御するのに苦心している。

 にっこり笑うと向日葵が咲く幻影を見せる、性格的にも明るい少年。……なのだが、一度戦い始めると止らなくなる暴走癖有り。
 時には冷酷な一面も見せる事もあり、侶道の頭を痛ませるこの少年の悪い部分。
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