名を呼んだ


反応が無い、再度名を呼ぶ


左肩から赤い液が一定の感覚で溢れては、腕を伝い砂へ堕ちて行く

慌ててそれをバンダナの上からおさえる

赤く 赤く鮮明なそれは止まる事を知らない様だ


名を、呼ぶ


その声に答えて うっすらと目蓋が動き、夏空の瞳が見えた時

うるさい筈の周囲の音が一瞬何も聞こえなくなった


光を宿していないその瞳が、徐々に自分を認識する

そして 小さくて あまりにも小さくて聞こえなかったが


息子の口が呟いた言葉は はっきりと判った






「  とおさん  」













表に出すにはまだ守備範囲なのを祈って(汗)
すいません、本気でまいっているみたいだ……
いやまあ、それでなくとも一度は描きたかった題材なんだけど(まじですか)
いや、正直本当に書きたいものはもっと酷いものになる予定だし…まだ良い方なのかな……(考)
初セルジュの親父さん、資料無しで描いてるので100%似てないです

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