(効果音)きんこーん。がーがーがー。 スオーシャン(以下スオー):はいはい。時間だね。リクエストメールがぎりぎりに届きました。ええと、初のお題は「自分の両親を匿名で話そう」だって。 シーア:スオーシャン、突然そんな事を言ってもらじおを聞いている皆には判らないわよ。 スオー:あ、そうか。ええと皆さん、今晩は。現在僕達は異空間の「らじおきょく」って所に来ています。ここでどうやら榊が子供共に会話をさせてみようっていう気らしいです。ちなみに未成年が入るので親同伴です。分厚いガラス越しではありますが……向こう側からの苦情は聞こえません、と。 デリス:苦情か……(苦笑) シーア:所で、どうしてセレシア(シーアのセレシャインの愛称)は親側にいる訳? レイセアゼーク(以下レイセ):はじめて来た空間だから驚いてるんだよ。落ち着いたら来るだろうさ。 シーア:ふーん…だからあんなに父親とべたべたしてるのか。よく悔しくないわね、あんた。 レイセ:なだめるのは親の役目さ。俺は隣でその背を支えてやるんだよ。 パティア(以下パティ):言うけど、ここの会話筒抜けだよ。 レイセ:(がたっと音をたてて立ち上がる)父上殿ッ、是非彼女を頂きたい! (ガラスの向こう側で思いきり×と身体で示される) アクセーシュ(以下アクセ):(冷ややかに弟を見る)修行が足りんな。 レイセ:ふ。(握りこぶしをつくりつつ)これしきのことで負けるものか。 デリス:んで、そろそろ本題に戻ろうとは思わないか。 シーア:はいはい。じゃあ一番手は私達の親からね。一言で言ってしまえばバカップル・万年新婚夫婦・スィートライフ(造語?)・ええとまあ、とにかくあつあつな二人って事です。父さん尻に敷かれ気味だけど、引っ張って行く力はあるのでそこらへんでなんとかしてると思う。そんな父さんも好きだけど、母さんも好きよ。なんたって母は強しだわ!何でもこなせるし器用だし、おまけに戦闘のプロでもあったりするし。私母さんと父さんの連携が大好き!グレンさんとの連携にはやっぱり負けてしまうかもしれないけど、息ぴったりのところが流石って感じよね。 スオー:……(黙ってガラス越しの両親を見つめている) パティ:わたし、前から思ってたんだけど、なんだかシーア達の両親って不思議。頼りっぱなしていうんじゃなくて、両方で支えあってる感じがするもの。お互いで見つめあってる感じ。羨ましいなあとかわたしでも思っちゃう。 レイセ:ただ、片方を崩したらもう片方もろともなくなってしまいそうな感じはあるがな。 パティ:うわー、嫌な突っ込み。 レイセ:事実を言ったまでさ。それに、滅多な事じゃない限りそんな妨害が出て来たってあの二人の前にはどうってことないだろうさ。愛は何にも勝るってね。 シーア:なんかあんたに言われると説得力あるわー……。 デリス:…ああ(苦笑) レイセ:どうした? (窓越しを指す。二人の両親が真っ赤になって佇んでいる。父親の方は他の両親に突かれてもいる) スオー:あーあーあー…。 アクセ:相変わらずだな、お二方も……。 レイセ:さてさて、親の方はともかくとして、次に移らないか。 シーア:さらりと人の親のことをともかくと言ったわね。 レイセ:あれぐらいいつものことだろ。ここで長引かせるなって。さて次々。 デリス:じゃあ、私の親を。…そうだな、今父は龍騎士団の四天王であり、その中のリーダーだ。伯父上……蛇骨大佐と同じく、聡明で、力強い存在感を持っている。私の尊敬する人だ。母の方は、一見普通の女性に見えるが、あの父を支えていける人であるところからして強い方だ。………夫婦喧嘩が壮絶になるのは致し方ないと思う程に。(ひとつ溜息)それでも、スオーシャンの親とは違った視点で、お互いを見て支えあっていると思う。 パティ:喧嘩する程仲がいいのよ、うちの親は。他は兄さんと同意見ですっ。兄さん全部言っちゃうんだもの。 レイセ:……本当に支えあっているか?俺はかかあ天下やっている様に見えてならないんだが。 デリス:それはお前の親の方だろう? レストマー(以下レスト):どっちもどっちだと思う。 シーア:同感。 レイセ・デリス:………。 スオー:基本的に、この島は女性が強いんだね。 レイセ:そこ、冷静に判断するんじゃない。というかレストマー、おまえ自分の親の事に関して同意してどうする。 アクセ:事実だから仕方あるまい。(窓の方へ視線をちらりとも向けずにきっぱりと言い放つ) レイセ:……。どうしようもないな(苦笑) アクセ:次に行こう。次は私の親だ。私の父は現在蛇骨大佐としてこの島を統治している。何においても優れている方で、島民の事もよく考えて島を良き方向へと導く人だ。穏やかで、戦地以外で厳しい表情を滅多に見せない。私の目標でもある。因にデリス達の父の兄でもある。 レイセ:ただし、子供に甘い所がある。俺の様な親不孝ものもいることだしな。 アクセ:戯け。それはお前の思考回路にも問題があるのだ。 レイセ:はいはい、俺は虚け者でございますよ。 レスト:母さんはすごく物静かな人。でもすっごく優しくて強い。ここは!と言う時は父さんを押し退けていける人だし。 ウィーティック(以下ウィー):そういう時の母さんが負けた所って見たことないよ。強いんだね! スオー:其処は強調しない方が…。 ウィー:え、どして? スオー:…そこで質問されても。 アクセ:………穏やかで物静かな反面、母は強い意志を持ち続ける事が出来る御方だ。……言い換えれば頑固者と言えなくもないが……(こほん、と咳をする)。気丈で、お淑やかで強い。 デリス:…全員母の方が強いってことになるのか? シーア:基本的に榊の描く女性が強くないことなんかない。 レイセ:つまり榊の書く男共は哀れって事だ。俺は例外として。 レスト:何で? レイセ:彼女はあいつの考えたなかでも珍しい方みたいだからな。今回は意識して暴走しないようにしているみたいだし、うまくいけば大人しいままになるだろうさ。 レスト:でも、兄貴のものになるとは限らないんだし、早とちりしないほうが……(モガっ) レイセ:おとぉとよ、もうちょっと口は重くなった方がいいな?(じたばたもがく弟を押さえ付ける) パティ:ぼうりょくはんたーい。 レイセ:お前が言える言葉じゃないッ! ウィー:ゼーク兄、レストマー離せ〜っ(兄二人の中に割り込んで暴れ出す) (効果音)どか、ごす、ばたんっ、がこん。 スオー:雑然としてきたね。幼い子は退場させる? デリス:じゃなかったらそろそろお開きでもいいんじゃないのか。大した事は話していないが、榊の文章力じゃこれが限界だろう(さらりときつい一言)。 (効果音)すぱーん! シーア:あ、アクセーシュが仲裁かけた。……まあそれはいいとして、まだひとり残ってるのよ。 デリス:まあ、そうなんだが。 シーア:どうしよう、無理なら今日はやめとく?(窓の向こう側に視線をやって) (窓の向こう側でしばし躊躇。後もじもじと父の背に隠れていた少女が動き出す) パティ:来るの?おいでおいで〜♪大丈夫、怖くなんかないのよ。ね。 スオー:そう言われると逆に怖いと思うんだけど。 パティ:なんでー。 シーア:そうやって近寄ってくるもんなのよね。その系統のは。 デリス:そこでやめておけ、妙に現実っぽくてなんとも言えん…… レイセ:(後ろから戻ってくる)お、愛しの娘、やっと来てくれたか…。 シーア:今日はあんた後ろね。いっつもひとりじめするんだから、今日ぐらいはお預け。 レイセ:何ぃ? (そう言う間に少女入局。) パティ:さーよく来た、おいでおいで。ほらここに座って。 セレシャイン(以下セレシ):あ、あの、ご免なさい御時間かけて……(頬を赤くさせて俯く) デリス:気にする事はないさ、皆君の性格は判っているからね。来れただけでも十分偉い。 セレシ:有難うございます……(更に真っ赤になる) シーア:それにしても、一体どうして、あの父親からこんな可愛い子が産まれて来るのか……甚だ疑問だわ。母親似って言われたらそれで終るけれど……。果してそれだけで終っていいものか。 レスト:父さん達も結構不思議がってるよね。 アクセ:………。(ちらっと窓を見ている) シーア:(ぷぷぷと笑いながら窓を見つつ)苦笑してる苦笑してる。 レイセ:俺も実を言うとあの方が父親だし、身を守る術は仕込まれていると聞いていたからどの様な少女なのだろうと思っていたのだが。 スオー:(…あ、始りそう) レイセ:そう、あれは運命の出会いだった……。(←ドリーム) デリス:見かけない少女に声をかけたらいきなり関節技を食らう事の何処が運命の出会いなんだ。 レイセ:そのギャップがいいんだよ。始めて俺の方を振り向いた時のあの表情といったら…… デリス:突然見知らぬ男に触れられて怖がっていたと聞いたが? レイセ:それがいいじゃないか。この島でナンパ口調で声かけられて怖がる女性がいるか? デリス:それはお前が手当り次第に口説き倒しているからだろう。 レイセ:いた、だよ。『いた』。それにあんな反応をする女性は他にはいなかったぞ。 デリス:(眉を潜めて)あのな、お前… スオー:はいストップ。(と言いつつ何時の間にやら取り出した巨大ハリセンで二人の後頭部強打) シーア:セレシアが困っちゃってるでしょ。そこで痴話げんかはしないの。 レイセ・デリス:何処が痴話げんかなんだ! シーア:はーい息ぴったり♪なんだかんだ言っても仲はいいのよねぇ。 デリス:シーア…(溜息) シーア:それはいいとして、あくまでも今はセレシアが親の事を語るのよ、他の事なんざ何処でも何時でもやれます。なので余計なものは省く省く。オッケイ? (双方渋々了承) パティ:ていうことでー。セレシャ、どっちでもいいからこのマイクにお話くださいな♪ セレシ:は、はい(緊張)え、ええと…… ……… … アクセ:…無理にどちらからと考えなくてもいいのだぞ。思い付いた方から言えば良い。 セレシ:す、すいません(真っ赤)じゃあ…母様…、母様はすごく優しい人……。お淑やかで、静かで、お菓子をつくるのが上手。何でも容量良くこなす事が出来て、とても、尊敬してます……。(俯いてちょっと黙る) デリス:……そういえば、レイセが唯一口説いてない女性はセレシャの母親さんじゃないか? シーア:あ、そう言われれば、あの人口説いたっていう噂は聞いた事ないね。 アクセ:何故しないのかなんて判りきった様なものだがな。 パティ:どゆこと? レイセ:おい、俺に死ねというのか。 シーア:は? デリス:娘も口説いているのに母親にまで手を及ばせたらあの方が何をしでかすか判らない、て所だろうさ。 レイセ:そんなもんだ。 スオー:ああ、確かに。 パティ:ゼークだしねぇ。 アクセ:今でも死ぬのを覚悟したようなものなのに、何を今さら。 デリス:いいやぁ、確かに覚悟はしているだろうけど、今の所ゼークがセレシャに向ける想いは真剣だろうから、その分はまだ良い方だよ。だけど母親となるとどうあっても遊び半分、…夫婦なんだから、妻が野獣の罠に引っ掛かりそうな所を見て、激怒しないはずはない。 レイセ:……ほめてるのかけなしてるのかさっぱりだ。 デリス:一応、誉めている。(にっこり) パティ:うちの母さんやスオーシャンのお母さんにまで口説いているっていうのにねー。 レイセ:社交辞令だよ、口説きのひとつにも入らないさ。 シーア:…そんなもの? レイセ:そんなものだ。さて、シャイン、少しは落ち着いたか? セレシ:は、はい……。大丈夫です。(何とか落ち着いて来たらしい) シーア:セレシア、いーい?間違っても上辺でこの人に惚れちゃ駄目よ?どうしても好きになるんだったら中身みて考えなさい?上辺はこんな口説き魔なんだからね。 レイセ:こら、シーア。口説き回ったと言ってもシャインに会うまでの話だろう。 スオー:あとは社交辞令、と。 レイセ:そ。 アクセ:呆れた弟だ…… スオー:さて、そろそろ落ち着いて来たし、続きでも行く? セレシ:ええと、次は父様でしたね。父様は……優しいです。強いです。いつも笑っていて、溌溂としていて、よく一緒に遊んでくれますし、いろんな事を教えてくださいます。大変なお仕事も頑張っていると聞いています。私は、そんな父様が大好きです。母様も大好きです。お二人が一緒にいる時の時間が、とても大好きです。 レスト:俺、あんまりセレシャ姉(年上なのでそう呼んでいる)の両親が一緒にいる所見た所ないなあ。 パティ:あんまりテルミナ来ないもんね。遊びに行った時以外は見ないかも。 シーア:さんにんの世界入っちゃうからあんまり来られても困るけどー。(じっとりと窓の向こう側に視線を向ける。視線がセレシャインの父親と重なり、ふっと父親が視線を反らす)あ、反らされた。 スオー:それはシーアの偏見。そこまで酷くないよ。ただ雰囲気ががらっと変わるけど。 シーア:其処が世界っていうのよ。そこが。…まあ、うちも変わりはないんだけど。 レスト:その中に兄貴って言う異物が入り込んだ訳かあ。そりゃー本気で阻止するはずだよね。 レイセ:(すかんとレストマーの頭を殴る)口の聞き方がなってないな。全く。 セレシ:あ、で、でも、母様とか、セア様(ゼークの事)が来ると更に家の中が賑やかで楽しいって、言います。皆さんや皆さんの御両親も来てくれますけど、家、遠いですから大変でしょうし……でもそれでも来てくれるのは、嬉しいって……父様も、本当はそんなにイヤじゃないみたいですし……その……私も…………(もごもご) (レイセ、暫く呆然としつつ、次第に嬉そうな表情になり、そっとセレシャインの手に自分の手を重ねて微笑む) シーア:嗚呼、かなりの褒め言葉だわ。おまけに砂糖が滝となって口から落ちて行きそう。 デリス:祝言あげる日が割と近そうだな。今の内に準備しても構わない感じだ。 アクセ:…しかし、本当に良い御家族だな。 スオー:聞いていると本当に幸せそうな人達だと思うよ。今現在の状態で一番幸福な生活しているのってきっとセレシャ達なんだろうね。 セレシ:?スオーシャンさ…んは? スオー:(にこ)いろいろあってね。 パティ:……。 デリス:一応、うちも平和に過ごしているつもりなんだが。 スオー:デリスの所はパティアがね。 パティ:あ、ひどーい。四天王の事でしょ。ダメなの?わたしが在籍してちゃ。 スオー:四天王突撃隊長なんてやっている所がね…(溜息) ウィー:えー、女が四天王なっちゃダメ? パティ:酷いわよねぇ。性別差別ー。 スオー:四天王がどうのこうのじゃなくて。パティがちゃんと自分の身大切にしてくれるっていうなら何も言わないけど。はらはらするのはこっちなんだから。 デリス:言えてるな、それは。 パティ:大丈夫だって言ってるのにー。あんな位で死んでたら父さん達なんてとっくに死んでるわよ。なになに、動脈かすりかけた傷のひとつやふたつ…… (一同):……………。 デリス:アクセーシュ、どうにかしてこの莫迦を止められないだろうか。 アクセ:無理だな、彼女にかなうものと言ったら父上達だけだろう。一般兵士は逆に殺されかねない。それが戦場で起こるのだ、誰が止められるか。 デリス:(頭を抱えてため息をつく)…頭が痛い。 シーア:そうあまり考え込まないの。押し潰されるわよ。 デリス:と言ってもだ。この莫迦妹を持ってしまったからには、悩まない訳にはいかないだろう。全く嫌なところで母に似てしまって…人の意見を聞かずに突っ走るし口より先に手が出るし、怒り出したら止まらないし……(はっとして窓の向こうを見る) (窓の向こう、デリスの母と視線があい、母がにっこりと笑うのを見、一同冷えた沈黙が落ちる) シーア:…暫くうち泊まる? デリス:迷惑じゃなければそうさせていただきたい。(蒼白) レスト:すっごく怖いもの見た気がする……… レイセ:レストマー、気がするんじゃない。見たんだよ。 パティ:…………わたしも一緒に行って良い? スオー:?どうしたの。 パティ:…(恐る恐る)…気付けばわたし、その事母さんに話してないの…… (再度一同):…………………。 シーア:…どっちにも容赦ないって噂は聞いてたけども…。 レイセ:二重の怒り、てやつか?……こんな家に育ったのが原因だと判ったよ。 パティ:何が? レイセ:こいつ(デリスを指差し)がここまで生真面目でカチコチしてる原因。 デリス:私はお前が思っている程生真面目ではないぞ。 レイセ:お前が思ってる程お気楽な性格もしてないのさ。 デリス:…そうか? レイセ:あの家で生きてくには必要な性格だったんだろうさ。じゃないと女勢力がなにしでかすか判らない、と。 デリス:…そう、なのだろうか(考え込む)。 シーア:ほらほら、また其処で悩まないの。 アクセ:さて、最初はどうなるか危ぶまれたが、今度は話し込み過ぎてネタばれまで話が流れ込みかねない。そろそろお開きにするか。 スオー:だね。これ以上は榊の頭がパンクするかもしれないし。 デリス:この会話もファイルで言うと3つめだからな。 シーア:ほんっと下手なのによくやるわねー……。…と、あれ、セレシャ、寝てる。 セレシ:……(ゼークにもたれて御就寝) デリス:緊張がとれて睡魔でも来たのかな。それに、そろそろお子さまはお休みの時間だ。 ウィー:えー。もう終わるのー? アクセ:そこで我が侭は言わない。さて、其処の戸の鍵は閉めておいた。早々に裏口から帰ろうか。 レスト:え、なんで鍵かけたの?アクセーシュ姉。 ゼーク:(セレシャインを抱えて)…一重にデリスの為、というわけでもないか。 レスト:あ、ああ。そっか。デリス兄命が危ないんだっけ。 デリス:…いや…(汗) (効果音)がしゃがしゃがしゃっ(扉の向こう側でノブを乱暴に扱う者一名程 おまけに何か口走っている様だが、聞こえない) スオー:来たね。 デリス:(無言で後退る) レイセ:何だかんだいいながら俺達は友人思いなんだなあ。(からから笑いながら扉から遠ざかる) シーア:何処がよ!(後退っている) レイセ:真っ向からあの人の反感を買っているところから。 アクセ:単に自分にその余波が降り掛かってくるのが面倒なというのもあるが、まあ、見捨てるのも忍びない。 デリス:あまり感謝できない言い方だな…。 アクセ:しなくていい。ただの私の気まぐれなのだから。 スオー:その気紛れが友人に関する事ばっかりだったりするの、知ってる? アクセ:…そうなのか?知らなかった。私の新たな一面だな。 レイセ:お前も其処で冷静に判断するなよ………。 パティ:ほらほら、そこでのんびりしてないで、いつあの扉壊れるか判らないから、ぱっぱと逃げちゃおうよ。 ウィー:あ!フライパン持ち出した! (一同):…………!!!! レイセ:本気だなあ、あの人も… シーア:呑気な事言ってんじゃない!さっさと行く! (ばたばたと慌ただしい足音が響く。子退場) |
シーア:(息をきらしつつ)…で、どうして私達は戻ってくるの?ここに。 一重にキャラ固めの為に書いてみたんですが……どうしてもこの系統のものを書こうとするとネタバレおこしかけてしまいます。 しかも話の流れが強引でかなりへたれな内容になってしまいました…(汗) ここから、ちらちらとキャラを成長させようと思っています。まだ成長します(えっ) ばっくばっく |