使うしかない。 後退しつつ、彼は左の手の甲に意識を集める。 血のような赤黒い光が甲に焼き付いた痣に集まっていくのが見なくても感じ取れる、 それは周囲の仲間も同じ事で、はっとして皆が顔をこちらに向けた。 「んの莫迦野郎、シーアっ。無闇矢鱈と使うなと…!」 槍を軽々と振翳しながら王が叫ぶのを、都合良く喧噪で聞こえなかった事にして彼は、言葉を紡いだ。 「我が真の罰の紋章よ」 4主人公初が後姿ですいません…私の彼はシーア 本当はスオーシャンとつけるつもりだったんですが、それをみていた姉が「だったらシー(海つながりで)は?」と言ったので、決定 この名前のもとはオリキャラなんです。女キャラですが(笑 ちなみにサモナイ2の主人公(女)もシーアでした… ■ |