シーア 罰の紋章の継承者。150年前の群島諸国を成立させた戦争の先頭に立った人間。当時罰の紋章を使う度に命を削られていて、いつか失うと本人は思っていたが戦いの終盤にて紋章が変化、贖いから赦しへと変化し命を削られなくなった。変わりに不老を与えられ思わぬ事態に戸惑いながらも150年程世界各地を放浪中。 オベルのれっきとした王子様。けれど紋章を持つ人間がひとつの国に納まる事でようやくまとまった群島諸国のバランスを崩すのを恐れて表舞台には顔を出さなかった。リノの崩御以後世界へと足を運ぶようになる。 ちなみにオベルの王家には王家の人間しか見る事の出来ない絵(もしくは写真…というか映像)があって、それはシーアの肖像画だったりする。いつ帰って来ても迎えられる様にと生前リノとフレアが残したもの。お陰で盛大に迎えられすぎてちょっと帰り辛くなっている(笑 ポーラとはこちらはちゃんと恋仲。女性の姿のポーラと少年の自分とじゃ、外見が釣り合ってないなあとちょっと肩を落としていたりする…顔のコンプレックスは健在で、美人になったポーラの効果も重なって間違えられやすくなってしまい中々治りそうもない(笑 旅のはじめは世界を彷徨いながら紋章の事を調べていたが、とある遺跡での事故でポーラが不老の呪を受けてしまい、片手間で紋章の事も調べてはいるが、まずはポーラの呪を解く術を探しながら旅を続けているのが現状。巻き添えてしまった事を後悔していて、本人は大丈夫だと思っているが少々落ち込み加減が酷くなって来ている様子。 群島にいる時から時折罰を狙って襲撃される事が暫し。クレイ商会の残党だとは判っているのだが、神出鬼没の存在に手を焼いている。 帝都ではテッドが相手限定の苛められっこ(笑)150年前のいろいろが積み重なって、更に言動と行為がヒートアップしているテッドにタジタジしている(笑)が、そうやって明るくなってテッドに安堵して、助けられているのも事実だったりする。 レイにもいろいろ見抜かれてタジタジしていたりする(どうしようもない 笑)でも気が合うらしくよく話をすると秘密をほろっと口走ってしまう事もしばしば。本当にお疲れ気味の様子。 |
|
ポーラ エルフの血を引く女性。150年前に群島諸国で起こった戦争で、ナディシアを拠点とするマティス軍に属していた一人。軍主であるシーアに想いをよせていたが終結直前に彼が"行方不明"となり、傷心したまま故郷のラズリルを離れてエルフの集落で暮していた。彼が戻って来てからも暫く戸惑いが取れなかったが、徐々に回復していく。はじめの頃は彼女も集落にいてシーアも各地を点々としていたのでほぼ遠距離恋愛。オベルで隠れる様に落ち着きはじめた頃に一緒に行動する様になる。 ポーラの肖像画もちゃんとある(笑)戸籍上の繋がりはないが、オベルでは伴侶として認識されているので彼女も同じ扱いを受けている。彼女もシーア同様、ちょっとその扱いに困っていたりする(二人ともそういうのが苦手)。 リノの崩御後外へと旅をはじめたシーアに付き添って彼女も大陸を旅する様になる。その合間に訪れた遺跡で呪を受けてしまい、真の紋章持ちとは違う形の不老となる。 現在シーアはポーラの呪を解く為に旅をしているが、本人は至って気にしていない。呪もまあなってしまったら仕方がないかな程度にしか思ってない。けれど中々見つからない事と、先の見えない生に段々落込んで来たシーアを見て心配になっている。彼女はどこまでもシーア優先。 帝都では至って傍観者。テッドのシーアをいじめたくなる気持は非常ーーに判るので(当時も二人で溜息をついた仲だったりもするので)、ある程度は見逃している。そうやってじゃれる(?)ことで多少でも気分が晴れれば良いとも思っていたりもする。でもやり過ぎる所が見えると(テッドだけを)容赦なく止める。 |
|
テッド 生と死の紋章ソウルイーターの継承者。150年前に群島諸国で起こった戦争で、ナディシアを拠点とするマティス軍に属していた一人。終結直後に逃げる様に群島を去るも、仲間の一人アルドに追い付かれ暫し共に行動するが、ソウルイーターに命をかすめ取られてしまい、失う事になる。その出来事で皮肉にもソウルイーターとの向合い方が変わる事になり、そう時も経たない内にソウルイーターの主人となって力を抑えられる様になる。 流石にすぐと言う事でもないが、ここのテッドは150年の後半に既に明るい性格になりつつはあった。一定の距離は保ちつつも、適度な付き合い方はできる人間にはなっている。レイと出逢ってから感情表現が豊かに(悪く言えば子供っぽく)なった様子。 150年近く経ち、ある街で戦に巻き込まれてしまい(主人、てことにしちゃったのでソウルイーターが呼び寄せたものではなく偶然、てことにしてます… 泡)そこでテオ・マクドールに戦争孤児と思われ拾われる。其処でレイと再開することになる。因にここのテッドは微かに面影だけ覚えていたのみ。シーアと似ているのかな、とちょっと勘違いを起こしていたりする。レイが非常に人の心の動きに聡く、ひた隠しにしていた場所を次々に暴露されてはじめはやりにくい相手と思っていたが、次第にレイ自身の性格と素直さと、有無を全て言わずとも察してくれる心地よさに気を許してしまい、居心地が良くなってしまいずるずると帝都に留まっている。 二人には言っていないが、シーアとレイは似た者同士だなと密かに思っている。(私のレイとシーアは性格でも似たり寄ったり、です… 多分 汗) 帝都で150年振りに再開したシーアに思う存分鬱憤を晴らしている(笑)前よりも元気のない二人(テッドにしてみればポーラもそう)を心配していろいろ手を出しながらも様子を見ているのもある。が、大半はやはり憂晴らし。 ちなみにシーア限定で説教魔人。長々とだらだらと説教を立て並べ列ねる。下手すると半日ずっとやってのける事も可能(恐怖) |
|
レイ レイ・マクドール。赤月帝国の貴族テオ・マクドールの嫡男であり、テッドの大親友。礼儀正しい人間なのであるが、テッドが絡むと途端に悪戯人間に変わる。はじめはそうでもなかったのだが、テッドが家に閉じこもっていたレイを引っ張り外に連れて行く様になってから、外で様々な事を学んだ様だ(良い事も悪い事も 笑)。けれどテッドが思っているよりも思いきった事をするので、時折テッド自身も手を焼く事がある。グレミオの苦労ひとしお。 良く笑いよく怒って良く泣く。感情表現の豊かな少年。人の心の動きに聡く、テッドの性格を見抜いて指摘した事もある。(人当たりの良い差し障りのない様振舞っていたのだが、本当はもっと騒ぐのが好きなのだろうとか。ミーハーなのだろうとか。いろいろ) 外へ出る様になってから国の事、自分の身分の事について考える様になり、現在思春期?真っ最中。親友はテッドのみだが、知り合い程度に外の顔見知りと話し込む事もある。真直ぐな性格なので、自分がこの国で何をすべきなのかを真剣に考えている。 テッドの不変に誰よりも早く勘付いていて、誰にも言えぬままずっと悩んでいた。何かの病気か呪か、それとも他の何かなのかと言う事も出来ず、告げれば遠ざかってしまうのではないかと言う予感が付きまとっていたので口を開く事が出来ずに居た。テッドと旧知の間柄にあるシーアに話を持ちかけて、彼が見抜く事出来ない秘密を抱えている事を知るが彼自身から答えてもらわねばならないと諭され、我慢強く待っている最中。そこでシーアの紋章の存在を知り、それから少しずつ真の紋章に関心を抱いて行く。(ここでちょーっと私的設定な爆弾発言をする予定) シーアに対するテッドのやりたい放題については、少々諌め役に転じている。が、時折便乗していたりもする。場を見て立ち位置を変える器用人。 |