シーア 太陽暦300年頃(推測)に起きた群島諸国を巡る戦争のオベル巨大船ナディシアを拠点とするマティス軍のリーダーにして真の紋章のひとつ罰の紋章の継承者。 年齢は恐らく17、孤児であるために詳しい事は判らない。ラズリルにてフィンガーフート家に連なる者に拾われて以来、小間使いとして働いていた。 性格はあまり多くは語らなかった…筈だが、流刑にされて以来よく言葉を紡ぐ様になる。元々言葉ははっきりと告げられる方。けれど喋る事は稀に近かった。 常は無表情、笑顔をつくるのは得意だが笑うのは苦手。 スノウは身を盾にしてでも護るべき人、どんな事を身に受けても許してしまう存在。親友、という感情は持っていなかった。 騎士団時代からの仲間であるポーラとは、実は4主→←ポーラな仲。どちらも一方通行…というよりはシーアの方が歩み寄らない。騎士団時代は己の身をスノウの身替わりとする事を根底としていたし、リーダー時は何れ紋章に食われてしまうのだろうと覚悟していたから。 テッドは唯一の真の紋章の継承者同士で気になっていた。前半は仲間に背を押されつつテッドに体当たりしていたが、後半はテッドが折れた。呼び方からして親しくなったのが丸判りだったとか。(前半→テッドさん 後半→テッド) 余談だが容姿は中性的。どちらかというと性別間違われるタイプ(ちょっとコンプレックス…) ちなみに酒は飲むと酔うし行動が大胆になるが決してどれだけ飲んでもそれ以上はないし二日酔いも起こさない不思議体質。 |
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ポーラ ナディシア船に乗船しているマティス軍の仲間の一人。元ガイエン海上騎士団の一人で、騎士団唯一のエルフ。 年は人間年齢で17(多分)。出身はナ・ナル島にあるエルフの集落らしいが、詳しい話はシーア以外誰も聞いた事がない。 シーア並に無口、騎士団の頃は片言しかあまり言葉を交わさなかった。周囲とは違う行動をよく起こすので、考えている事が判らないと言われる事は多々。彼女の行動も考える事も何も言わず判るのは当時シーアのみだったとか。 自分がエルフであること、周囲が人間であることに見えない壁を感じている様で、どうしたらその差が縮まるのか日々考えているらしい。シーアはその垣根を越えた存在、良き相談相手でもある。 シーアに思いを寄せている事は本人は自覚しているし、周囲も知っている(スノウは例外)。けれどシーアが寄って来ない、加えてその理由を知っている為に彼女から言う事はないのだろうと思われる。 余談で酒は一定量だけ(それでもかなりの量)飲める。超えたらばったり(睡眠)お陰で二日酔いはないようで。 |
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テッド(4の設定限定で) 霧の船に乗っていた少年。現在はポーラと同じくナディシア船に乗船するマティス軍の仲間の一人であり、27の真の紋章のひとつ、生と死を司る紋章ソウルイーターの継承者。 約150年前に滅亡した隠された紋章の村の生き残り。その際祖父からソウルイーターを受け継ぎ、以来不老になり150年近く追手から逃げつつ放浪の旅を続けている。 150年近く持ち続けているがいまだにソウルイーターを抑える方法が判らず、継承者に近しい人間を食われまいと人と関わりを持とうとしない。 乗船中は「俺に構わないでくれ」と人を撥ね除け、一人でいる事を好むが、本質は人間大好き人間。故に人を殺したくなくて周囲に寄せつけない様にしているのもある。 実は結構世話焼きしたがる、後半は何だかんだと言いながら影でシーアの世話を焼いていた苦労人。 はじめはちょこちょこと首を突っ込んで来るシーアを退けていたが、追い返されてから酷く落込んでいる事があると聞いて罪悪感を感じてしまったのが運の尽きだったとか。少し退ける手を緩めて受け入れれば、其処からずるずると引き込まれてしまった。後半は諦め気味に。 シーアとの仲は親友というよりも、同士、仲間。けれど他にはないつながりを持っている。 余談で酒はザル。飲んでも飲んでも素面。最強。 |
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レイ(おまけ 笑) レイ・マクドール。太陽暦453年より始まった門の紋章戦争時代の解放軍リーダーであり、テッドから真の紋章の一つ、生と死を司る紋章ソウルイーターを受け継いだ人間でもある。拠点はトラン湖に浮かぶ島にあるサースリュー城(の筈)。 年齢は戦争終了時17。戦争参入直後は15のなったばかり。それ以降不老になり15の姿のままである。 幼い頃は大人しい性格、優秀で他人の言う事をきちんと従う素直な少年だったが、テオが連れて来たテッドと共に過ごす様になってから悪戯を覚え、家をこっそり抜け出して下町に行く事を覚え、終いにはテッドと共に外へ出かける事も覚えた。随分とグレミオの手を焼く様になったのにはテッドも少々苦笑気味だったとか。 良く笑いよく怒って良く泣く。感情表現の豊かな少年。 テッドよりソウルイーターを受け継ぎ、解放軍リーダーの担う事になっても多少はまだ幼さが残っていたが、グレミオの死により性格が一変。喜怒哀楽の表現が乏しくなり無表情無口となり、紡ぐ言葉は多大な影響を与えた。それが逆に解放軍の上に立つ者としてのカリスマ性を更に引き出す結果に。 テッドの死により更に酷くなるが、最後の戦いの前にグレミオが生き返った(?)事で、多少の感情は戻って来る。けれど既に以前の様には戻れなくなっていた。 2の頃は多少微笑むくらいには回復している。 余談で酒は昔は弱い。すぐに酔いつぶれるタイプ。2の頃に漸くまともに飲める感じ。 |